1年生

1年生 女子

心に残った教訓

「自分の山の頂上に向かいましょう」

「異文化は(国際交流は)相手の文化を学ぶと共に、自分のことをより知ることのできる鏡である」

「人間は強くなれば、優しくなれる」

「世界は貴方の庭である」

「言葉は何よりも深く心にしみ、刻まれる」

 

1年生 男子

 バイマーヤンジンさんのお話を聞いて、今、自分はすごく恵まれた環境で暮らしているんだなということを改めて感じました。学校に通って授業を受けれること、毎日ごはんを食べれること、お風呂に入れること、当たり前に思っていたことが当たり前でないことを知って、自分を支えてくれている家族、友達、先生などに感謝したいと思いました。

 特に、心に残ったのは「心の傷は見えなくとも1番残る」という言葉です。言葉も凶器になることを知って、これから私も相手が傷つくようなことを言っていないか、よく考えたいと思いました。

 また民族差別があったことをとても残念に思いました。今も差別という問題が残っているので、はやく解決できるように自分ができることを考えて行動しようと思いました。

 最初は人権の話だから難しいかなと思っていましたが、とても楽しかったです。

 

1年生 女子

銃やナイフでの傷は見えるけれど、言葉による傷は見えない分とても深く心に残ってしまうのだなと思いました。そんな苦しくてひどい言葉をかけられても大学を卒業するまで耐えぬいたバイマーヤンジンさんは本当に素晴らしいなと思いました。

何を言われても自分は自分だという強い気持ちは簡単にはつくれるわけではないけれど、私もこんな風に何事も諦めない人になりたいです。そのためにも、自分が幸せになるためには努力を惜しまないことや家族を想う心をいつでも持つことはとても大切だと思いました。

 27年間という日本生活をしていて、一度もバイマーヤンジンさんを後悔させない日本の人々はとても誇りだなと思いました。

 私もこれから勉強していく上で、もっと頑張ろうと思える、とても貴重な時間を過ごせて良かったです。

 

1年生 女子

 ほとんどの講演は難しい話が多く、話を聞いていても悩んでしまうことがありますが、バイマーヤンジンさんの話はまるで自分だけに話してくれているような感じでとても楽しかったです。この表現の仕方は良いか分からないのですが、友達感覚でした。そのため、笑うところは心から笑えて、悲しい、悔しいところは同じような気持ちになることができました。

 自分の住んでいた地域の話になると、暗い内容が多かったのですが、聞きたくないとは1度も思いませんでした。

 それはなぜかというと、バイマーヤンジンさんは挑戦する人と分かっていたからです。私の思っていた通り、死ぬ気で勉強して大学まで進学し、今では学校を建てたという大きすぎる事実に、私は努力はすればするほど返ってくるのだなと深く思いました。

 

1年生 男子

 バイマーヤンジンさんの大学時代、たくさんの民族差別を受けていたときの話で、人間は辛いことがあるときほど、口で物事を言えなくなると言っていたのが印象に残った。

 人生の色んな出会いがある中で、人を恨みたくなっても人を恨むことをしてしまっては自分の幸せがなくなってしまうと言っていたので、恨むことをしないようにしようと思った。うらやむだけじゃ変わらない。

 

1年生 男子

 講演会を終えて、ヤンジン氏がおっしゃった、自分が強くなって幸せになること、良いことをすることが一番難しい、国際交流は相手の文化を知った上で、自分の国を見つめ直すこと の3つがとても印象に残りました。

 

1年生 女子

 一番印象に残ったのは、バイマーヤンジンさんが息子のために一緒に英検を受けたというお話です。私がお母さんなら、ただでさえ家事や仕事でいっぱいいっぱいなのに、子どもと一緒に英検の準備なんてできません。

でも、ヤンジンさんは、今ここで落ちてしまったら、一生子どもに何も言えない!と思って、一生懸命勉強をして、結果、準2級に受かっていらっしゃいました。これはヤンジンさんの努力の賜物だと思います。

だから、私も何事も必死で努力したらできないことはないと気づけたので、色んなことに一生懸命とりくんでみようと思いました。

 

1年生 女子

 誰よりも頑張って大学に入ったのに、チベット人について何も知らない人たちが偏見で差別してくるのは、本当に悲しいことだなあと思いました。それでも負けないと思って通い続けるバイマーヤンジンさんはすごいなあと思いました。

 ヤンジンさんは、迷わないこと、人を恨んではいけないとおっしゃっていました。私たちもこれからたくさんの選択があると思うけど、やるかやらないかの時に、とりあえずやってみたいと思います。

 人を恨むと人は怖い顔をし、人を好きだと思うと人は明るい顔になると分かりました。常に明るくいれるように、根にもたないようにしたいです。人の見た目、人種、言語、特徴などが違っても、みんな平等に接するべきだし、そうしたいと思いました。

 

1年生 女子

 始まる前は、「チベット」のことも全く知らなかったので、興味がすごくあったわけじゃなかったけど、聞き始めるとすごく楽しかったです。自分の知らないことばかりで、すごく興味がわきました。

 大学受験や大学生活のことを話している時、すごく感情がこもった話し方をしていて、涙を流しながらしていて、本当にすごいなと思いました。話す時も身振り手振りを使いながら話していたり、言葉選びもすごく、ステキで楽しかったです。主人の話をしている時がすごく話がはずんでいて面白かったです。

 日本のことを知らないのにも関わらず、日本に来て、日本のことを「天国」と言っていて、私も嬉しくなりました。努力を乗り越えた先には、とてもステキな人生が待っているんだなと思いました。

 今、自分が勉強できていることに感謝して、もっと頑張ろうと思いました。

 

1年生 女子

 はじめに、今の幸せ度は100%だというのを聞いたとき、おもわず本当か?と思いました。あなたの幸せ度は何%?と聞かれたとき、50%、60%くらいかなと思いました。でも、その後のお話を聞いて、120%だと思えました。

 正直、民族差別のお話は、今までに様々なものを映像で見たり、話を聞いたりしてきました。しかし、実際に経験した壮絶な子どもの頃のお話、大学でのお話を本人の口から聞くと、伝わってくるものが違うなと思いました。

 特に、心に残ったのは、まようことはよくないということです。私は様々なことをまよってきました。高校も、なりたい職業も、いたるところでまよってきました。でも、今回のお話を聞いて、自信がもてました。努力さえすれば、様々なことができて、自分が想像する以上のことができるのだと、バイマーヤンジンさんのお話からわかりました。

 チベットに住み、遊牧をしていた人が学校に通い、日本に来て、故郷に学校を造った。それが何にもかえられない事実なので、あつい思いが伝わってきました。いろんなことにちょうせんしていきたいです。

 

1年生 男子

 ナイフや銃は傷の形が残るが、言葉は傷の形が残らないが、一番心にささるという言葉がとても印象に残りました。

 どんなに醜い言葉をかけられたとしても、その人達には負けないということも大切だと感じました。どっちにしようかなと迷うこともしてはいけないと分かりました。

 これから色んな出会いがあり、時には死にたいこと、人を傷つけたいこともあるかもしれないけど、そんな時の一番の解決法は「自分が幸せになる」ということただ1つだということも分かりました。

 「自分が幸せになる」というバイマーヤンジンさんの言葉を心の中に置いておきたいし、将来子どもができた時も、嫌な人とも出会うと思うけど、自分が幸せになれるように努力しなさいと声かけができるようになりたいです。

 人に良いことをすることはとても難しいと思うけど、人が笑顔になったら自分も笑顔になると思うから、どんな人にも親切に接することができるようにがんばりたいです。

 

1年生 女子

私が一番印象に残っている言葉は「自分を支えてくれている人を絶対に泣かせてはいけない」である。この言葉を聞いて、家族や遠く離れている友人の顔がうかび、涙があふれた。

家族においしいご飯を食べさせてあげるために一生懸命勉強し、大学に入っても辛いことが待ち受けていたら、私だったら心が折れて逃げてしまうかもしれない。でも、バイマーヤンジンさんは強い芯を持って絶対にやめないと決心できたのが、本当にすごいと思った。

「自分が幸せになってやる」という考えを私も持って生活していきたい。自分が思い通りにいかなかったときに、相手にひどい言葉を言ったり、陰で悪口を言うことは絶対にしてはいけないと思った。それを言っている人を見たことがあるし、私も実際にひどい言葉をいくつも並べられたことがあるから、気持ちが分かる気がした。「言葉の傷は見えないが、心の中に深く染み込み、残り続ける」この言葉を聞いて、私も当時のことを思い出し、とても共感した。

そして、彼女の場合は、出身地や肌の色などで、野蛮と言われた。自分ではどうすることもできないことで責められた心の傷はとても深いものだと感じた。だから、私も人の心に傷をつけない、もしも傷つけてしまったときは謝り、相手の気持ち考えて行動したい。これから異文化の人と出会うことがあると思うので、その度に彼女の話を思い出したいと感じた。

 

1年生 男子

 僕は親が外国出身で、バイマーさんほどではなかったけど、親から外国出身だという理由で差別を受けたという話を聞くことがあって、そんな中でも努力すれば他の人から認められることがあるということもよく聞いていて、勉強や自分の能力を上げようと努力することは、どんな状態でも必要なことだなと再び感じた。

 改善するのに最も重要なことが教育だということは、いろいろな偉人が言っているのをよく聞くけど、実際に受けることができた人と受けることができなかった人の人生には、ここまでの差ができてしまうんだなと思った。

 これから人生がどうなっていくかは分からないけれど、知識を常に入れていくことは大切だなと思った。

 

1年生 女子

 私が今日印象に残ったことは、世の中で一番難しいのは良いことをすることだということです。バイマーさんは学校を造るのに努力や周りの人の協力などたくさんの力が必要だったので、そのような困難を乗り越えての成功はすごいと思いました。悪い方に行くのは簡単だけれど、良いことは難しいということを意識すれば、私も良いことだと思ったら困難でもこれからはできそうだと思いました。

 また大学に入っていじめられていたバイマーさんがいじめを乗り越えた話もすごいと思いました。

「いじめっ子が悪いのに、なぜ悪くない自分がこんな目に遭わないといけないのか。絶対に負けるものか」と決めた日から心が折れなかったので、ポジティブに考えることの大切さがわかりました。

 私たちが今教育を当たり前に受けたり、電気を使った生活をしているありがたさも講演を通して改めて強く感じました。これからは困難があっても、ポジティブに考えて行動することで、自分にも周りにも良い影響があたえられるようなになりたいです。

 

1年生 男子

 私がバイマーヤンジンさんの話を聞いて印象に残っていることは、ふるさとを知るためには、外に出て、外を見ることで、ふるさとの良さが1倍も2倍も分かるということです。

 私は具体的には決まっていませんが、将来は地元もしくは国に直接貢献できる職業に就きたいと思っています。だからこそ自分は一度でも世界を見てみたいと思いました。

 また教育の大切さというものも改めて感じました。日本は教育のおかげで豊かさや清潔さが作られたということを海外の方だから気づけたと思ったので、世界に興味を持ってみようと思いました。

 

1年生 女子

 とてもユーモアのある話し方で、最初から最後まですごく楽しくお話をきくことができました。チベット出身の人に会うのは私も初めてでしたが、日本語が上手で、本当に言われないと分からないなと思いました。

 おもしろい話がたくさんありましたが、心に残る言葉もたくさんありました。私が一番心に残った言葉は「親を泣かせないのが鉄則」です。バイマーヤンジンさんのお話の中で、何度も両親の話、兄弟の話、夫・子どもの話をしていて、家族をとても大切にされているのだなと感じました。

 ついつい「あの3人」と大学時代のいじめっ子のことを言ってしまうほど苦しい差別を受けても、家族のために最後まで大学に通い続けたことなど、本当に家族思いで強い方だなと思いました。

 私もこれからどんなことがあるかわからないけど、強い心を持って生きていけるようになりたいです。